Resoled Climbing Shoes(March-2025)

Mr. Adiにリソールをお願いしたクライミングシューズが、返って来ました。久しぶりにご対面したシューズは、新しいものに比べると、大分くたっているね…。見た目はさておき、仕上がり具合は、どんなかな?


リソールしてくれるMr. Adiとは昨年12月にKL EASTで顔を合わせました。ちょうどリソールしたいタイミングで、Ms. Mが『あそこにいる人がリソールしてくれるよ』と紹介してくれたのです。と言うか、その時点ではリソールを考えていなかったけれど、新しいシューズを手に入れるのに一苦労している最中で(1か月かかった)、スペアシューズの必要性を感じ、リソールして保持しておく必要があるなと思ったのでした。

その時は、手持ちのシューズが、傷んだシューズ1足であったため、リソール依頼は見合わせたのでした。購入したシューズが届いたら、こちらのシューズをリソール依頼するよと伝えて、連絡先を交換しました。

リソールを依頼する際のシューズ受け渡しは、Camp5の各支店ですることができるとのこと。メッセージで、どこの支店に預けるかを伝えれば、適当なタイミングでピックアップしてくれるという方法でした(上の写真は、左からJumpa, KL EAST, ECO CITY)。


Adiと顔を合わせたのはKL EASTだけれども、受け渡しは1 UTAMAにしましたよ。受付でリソールでMr. Adiに渡してほしいことを告げると、心得たスタッフが奥でシューズを預かってくれる仕組みとなってました。




シューズの預け場所とリソール依頼でMr. Adiに連絡を取ると、上記の一覧表をもらいました(2025年1月時点)。実際にはInstagramのメッセージテキストで、結構見にくかったのだけれど…。今、表にまとめてみて分かりやすくなったのと、テキストの方は大文字小文字に記号やハイフン、文字の順序が不統一だったりに今気付きましたよ…(適当だな)。もちっと整理した方が良いんじゃね?と思いました。せめて、一覧表はInstagramに投稿して見やすくすべきだよなぁと。この表をMr. Adiに渡そうかしらん。

自分は、ソールとつま先を修理してほしかったので、No.6~10の中から選ぶこととなり、元々市販のものが「soft」だったこともあって、今回は「midium」でやってもらう事にしたのでした(No.7を選択)。料金は提示されているRM230に加えて、塗りたくったグルーの剥がしでRM20が追加されて、合計RM250(≒8750円)となりました。この料金でやってもらえるのなら、お手頃だよね(仕上がり具合は、まだ不明だけど)←値段について今調べてみたら、日本と同じ or 高かった…(日本がどんだけデフレやねん、です)。とりあえず、修理を依頼して料金を指定の口座に振り込みました。だいたい、6週間ほどで仕上がるとの事で、2足目のスペア位置付けという事もあって気長に待つことにしたのでした。



ちなみに、こちらが塗りたくったグルーのシューズ。外岩に行くと大分傷むので、改めて塗りたくるという日々が続きましたよ。さて、これがどのように変わって返ってくるのか??? 写真左がDIYで購入した安物で(効果なし)、右側がお勧めされた商品。お勧め商品は効果ありで、本当助かった!




約束の6週間ほどが過ぎると、「仕上がったから、Camp5@1 UTAMAに預けておいたよ」とメッセージが来ました。どれどれと、Camp5まで取りに行くと、シューズが輪ゴムで留めただけのそっけない状況でスタッフから手渡されましたよ。こういうところが、緩いよね~、マレーシア(笑)。久しぶりに対面したシューズは、新しいシューズが手元にあるとあって、大分くたびれているのが分かりましたよ。



仕上がりの方はと言うと…、見た目は全くもって問題なしの仕上がり!というか、今までソールをよく見たことないし、リソールも初めてなので、なんとも言えないけれど、素人目にはバッチリです。



穴が開いていたつま先も、綺麗さっぱりに生まれ変わりましたよ。作業中によるためのモノか、大分ぺったんこになっていますけれど(まぁ、問題ないでしょう)。履いてみたら、さすが長年履いていたシューズだけあって、履きやすく馴染んでましたよ(あちこち伸びてしまっている、とも言うけれど)。




靴底には、依頼者の情報と依頼内容がメモされてました。



こちらが、新しいシューズの方。先日の外岩で、汚れがついてました(気にしませんが)。汚れによって、比較できていませんが…(^^ゞ



ついでに、新しくおろしたクライミング用の靴下。使っていたものが、穴空いてしまったので、2足目を取り出しました。左右専用の靴下は滑り良く、口が狭いLa Sportiva Skwamaでもスポッと履くことができますよ♪ 縫い目が薄地ないので、きついシューズでも痛くなったりしませんよ。


新しくおろした靴下は翌週のジムクライミングにて、Mr. Crのビレーをしていると…。Mr. Crが激しく落下した際に、体重差によって身体が持ち上がって壁の方へと(Mr. Crは筋肉の塊で重い)。両足で壁に着地するように衝撃を和らげた際に、壁と擦れてしまって靴下に穴が空いてしまったのでした…。2度目の利用で穴が(涙)。



おまけ:Ms. Mが香港にてリソールしたという仕上がり具合。香港でのリソールは、何度か利用しているらしい。しかし、海外でのリソールって、依頼とともに受け取りで2回赴かなきゃいけないし、どんだけ身近な感覚でいるのよ?ですよ。


こちらのリソール屋さんは、仕上がり良く、ベルクロの故障も修理をしてくれるんだとか。Adiはリソールだけなので、ベルクロが壊れている場合、リソールは諦めて新しいのを買った方が良いよ、となるらしい。お値段の方は、聞いたけれど失念してしまった…。



とりあえずで、リソールを終えたシューズを履いて早速にジムにてクライミングしてみました。全くもって違和感なく、良い感じで仕上がっておりました。後日、外岩でも利用してみたけれど、外岩でも全然問題なしっ。ゴムの硬さは、softとmediumの違いが分からないけれど…。馴染んだシューズという事もあり、こちらをメインで使おうかとも思った程なのでした(日本に比べてスラブ面での利用頻度が少ないのだけれど、せっかくなので新しい方をメインで利用することに)。シューズのソールが傷んだら、またAdiに依頼しよっと、ということで、ありがとうメールを送るのでした。

日本では、シューズに穴が空くなんてことはなかったのに、こちらに来て初めての穴空きでした。去年に日本から来た友人が言うには、『こちらの壁は、日本のベニヤと違ってざらついているから、シューズの傷みも早いだろうね』とのことでした。確かに~。シューズに穴が空いたとともに、自分も足の擦り傷が絶えませんわ(短パンを止めて、長ズボンを着用するようになった)。外岩でなく、ジムの方でシューズを傷めているとは…。

マレーシアでのリソール状況について、こちらは関税の影響もあってクライミング用具が非常に高くなってしまう(日本で買うよりも高い)。ゆえに、皆シューズを大事に使ってリソールを繰り返していますよ。新品価格とリソール価格を比べると、日本よりもリソール利用の価値が高いですね。後は購入する場合にはセールを利用したり、海外から来る人、出掛ける人に依頼して買ってきてもらうというのが、ちょいちょいありますわ(シューズよりも高額なロープだと特に)。

ところで、Mr. Adiなんだけれども、リソールが本業かと思ったら、単に副業でやっているとの事でした(なんと)。それ故にリソールの時間もかかっていたのか。そして、かなりの強者クライマーだという事も知りました。グレード6cをアップで登ってしまうんだそうな。身長は高いし、パワーもあるという事で、凄いクライマーだという事でした(登っているところを見たことないけれど)。

ひとまず、クライミングシューズが2足体制となって、安心してクライミングに打ち込むことができますよっと♪